稲城炎上

大変時間がかかりましたがやっと完成しました💦

前回の記事の「純麗大和幻綺譚 第拾弐章」に間に合わなかった新作です💧 

 

日本神話より狭穂姫命と誉津別命を描きました。

どういう状況かというのはWikipediaを読んでもらった方が分かりやすいと思います。

実は今、何年か前に買った「古代からの伝言」シリーズを読み返していて、最初に読んだ時もこの場面が印象に残っていて、当時は実力不足で描けませんでしたが今ならイメージを形に出来そうな気がして取り掛かりました。

時代的に古墳時代かと思い、当時の服飾なんかも調べてみました。

勾玉が光ったりしてるのは完全に創作ですが、母の祈りを考えると自然とこういう表現になりました。

分かりづらいですが炎の中にいるので、勾玉や赤ちゃんを包む光などのいろんな方向からの反射に拘りました。

正直途中で筆を折りそうになるほど苦労しました🤯

まあ途中で辞めようと思った最大の原因は、勾玉の光に傷をつけてしまったからなんですが...

消しゴムをかけたら前に消した部分の色が移って伸びてしまい、パニックに陥って初めてカッターで紙を削ってみたら大失敗してしまいました😱

今はもうそこも努力の痕だと思っていただけるのを願うばかりです😞

純麗大和幻綺譚 第拾弐章

大変ご無沙汰しております。

4/25からの京都のギャラリーソラトさんのグループ展「純麗大和幻綺譚 第拾弐章」に参加させていただきます。

blog.goo.ne.jp

確実に「空蝉」は出品いたしますが、正月頃からずっと描き続けている新作も完成させたいところです...💧

ポストカード、ミニ原画、絵本はいつも通りのラインナップで置かせていただきます。

曖昧な情報で申し訳ございませんが、何卒よろしくお願いいたします。

 

実は描き続けていると言えば聞こえがいいのですが、本当は絵を描く時間が取れなくて...

アドバイス募集がてら愚痴を吐いてしまいます。

読みたくない方はここで止まって下さい😞

 

夏頃からイラストの仕事を探す目的でクラウドワークスさんに登録したのですが、そこでデータ入力の仕事を始めてみたらハマってしまい、隙間時間は入力作業に勤しんでしまっている現状です。

正直利益になりにくいイラストよりも、雀の涙程度の報酬ですが出来高でやればやるほど収入になる作業の方に夢中になってしまいます。

今更な疑問なんですが、働きながら創作をしている方はどうやりくりされているんでしょうか?

いつでも出来る在宅ワークだとメリハリがつかず、気持ちの切り替えが難しいです😥

一旦描き始めてしまうと楽しくなって止まらないんですけどね。

締め切りに間に合わない焦りもあり、画力が落ちていく心配もあり、自分で選んだ仕事ながら少々参っています😅

ぜひぜひ何かご意見がございましたら、お気軽にコメントして下さいませ。

 

懐手で歩く侍

『天下大乱の刻』の表紙絵で没になったポーズを描き起こしました。

完成したらイラストACさんに登録します。

ぜひ表紙絵と見比べてみて下さい。

展示のお知らせ&時代小説表紙絵

10/24〜29に行われる、ギャラリー・アート・ポイントさんのStream展に参加いたします。 私は「三枚起請」「空蝉」を出品します。 何卒よろしくお願いいたします。

 

そしてもう一つ嬉しいお知らせです。

風詠社様より10/17に刊行される工藤堅太郎先生の「天下大乱の刻: 暴れ同心 真壁亮之介」の表紙絵を描かせて頂きました!

風詠社さんのサイトではまだ出ていないですが、アマゾンの方で見つけたので紹介させて頂きました。

私の絵が表紙になるのは初めてで、しかも大好きな時代小説という夢のような出来事です...

これからも精進しようと思いました。

今後とも何卒よろしくお願いいたします。

ちなみに全体像はこんな感じです。

暴れ同心真壁亮之介 天下大乱の刻.jpg

空蝉

 

空蝉.jpeg

お久しぶりです。

今年はなかなか制作が捗らず、夏に向けて描いていた絵がやっと完成しました。

実は怠けていただけではなく、嬉しいお知らせもあるのでこの後続けて書く記事も是非読んで下さい。

 

この絵は源氏物語の空蝉です。

私は源氏物語の現代語訳を色々読んだつもりなんですが、どうも良さが分からず...

少しでも理解したいという願いを込めて、今は橋本治先生の「窯変源氏物語」を読んでいます。

1巻(夕顔まで)だけ読み終えたところですが、「こんな話だったっけ?」と新鮮な気分で読めました。

多分、すぐ忘れそうな細かい設定なども丁寧に書かれているからでしょうか。

光源氏の主観で話が進んでいくのですが、自意識過剰な文体が物語に深みを与えている気がします。

おかげで今までどこか薄っぺらかった登場人物たちとも距離が縮まった気がして、イラストのイメージがどんどん湧いて来ました。

今回はその第一弾です。

空蝉は名前の由来の出来事は何度も読んで覚えていましたが、その後も手紙のやり取りはしていたというのが意外で驚きました。

この絵は夫に従って京を離れた後も、その時の手紙を忍ばせてこっそり読んでいたんじゃないかな〜という妄想です。

 

文フリ東京と展示のお知らせ

5/29の文学フリマ東京にサークル「ましろ文庫」で参加いたします。

現地に行くのは相方の草壁文庫さんのみですが、絵本「しろたびとてぶくろ」「てぶくろのさとがえり」も販売いたします。

詳しくは草壁さんtwitter(@erisuke_ecbj)をご覧ください。

また、5/24~29にギャラリーソラトさんの展示「ソラトフリーウォール3」に参加いたします。

露払い」「三枚起請」を出品し、ミニ原画で「かなし」「恋ふ」「入内」を、あと絵本とポストカードを販売します。

詳しくはオーナーさんのTwitter(@SawsinSchwarze)をご覧ください。 何卒よろしくお願いいたします。