2015-01-01から1年間の記事一覧

ほととぎす

堀辰雄の小説をもとに描きました。 蜻蛉日記を題材にしたものです。 下衆な言い方をすると、人妻と青年の危険な関係...といった話です。 ずっと仄めかすような描写で、読みながら「これはやっぱりそういうことなんじゃないか」とどきどきしていました。 気持…

いちご ゆず あおうめ

公募で落選したものです。 意外とリアルに描けたので、自分では気に入っています。

鳥料理

堀辰雄の小説をもとに描きました。 魚眼初挑戦です。 タイミングが丁度良かったので、少々ハロウィンを意識しました。

藤原道綱母

『蜻蛉日記』を読むと、座っているのも辛そうな感じだったので、横になってもらいました。 相変わらずスキャンが下手です。 口紅や袴はもう少し紫がかった感じです。 本当は小袿全体に松皮菱を描いたんですが、あまりに出来が悪かったので上から塗りつぶしま…

岩倉具視

ご本人には失礼ですが、何故かカエル顔のイメージです。 今年になってからpixivに登録していまして、そこのP1グランプリにこの作品を応募してみました。 場違い感をひしひしと感じますが...

麦藁帽子

堀辰雄の小説をもとに描きました。 毎回応募している青空文庫表紙絵コンテストが今日締め切りなので、半ばやけっぱちで描きました。 ポストカードサイズなので一日で完成するかと思ったんですが、麦藁帽子の編み目に苦戦しました。 ヒロインの女の子(13歳)の…

死の素描

堀辰雄の小説をもとに描きました。 物語の雰囲気に合わせて、前衛的な感じに挑戦しました。 自分の固定観念をぶち壊そうと相当背伸びしましたが、割と気に入っています。

毛利先生

芥川龍之介の小説をもとに描きました。 ポストカードサイズです。 古写真風にしてみました。 本当はもっとせせこましい爺さんにしたかったのですが、妙に落ち着いた感じになってしまいました。 そして落款が盛大にズレました...

楡の家

堀辰雄の小説をもとに描きました。 『菜穂子』の序章に当たるものです。 一見穏やかな別荘ですが、どことなく不安な感じがする雰囲気を目指しました。 最初は日が射しているような感じにしようとしましたが、季節につられて梅雨空になってしまいました。 正…

歌舞伎忍者

公募に落選したものです。 役者絵を忍者にアレンジというものでした。 助六と暫です。

フレンチブルドッグ

公募に落選したものですが、個人的に気に入ってるので載せます。

風立ちぬ

堀辰雄の小説をもとに描きました。 映画の方は見てないので分かりません。 木陰感が感じられませんし、遠景が書き割りのような違和感... 色合いだけは、今の季節にちょうどいい感じかな~...と、無理矢理自画自賛します。 徹夜した苦労を無駄にしたくない...

堀辰雄の小説をもとに描きました。 前々作の「聖家族」に描いた青年と同一人物です。 小説の一場面をもとに描いたのですが、これ鏡越しに見えませんよねー... でもこの鏡の汚れの表現でケント紙を2枚も無駄にしたので(今回はハガキサイズでしたが)、この辺…

芹沢鴨

ファーストデザインというサイトに登録していたのですが、先日初めてご依頼を頂きました。 ネット経由のご依頼でしたが、クライアントは京都の方でした。 今度新撰組の専門店をオープンされるそうで、商品の一環として芹沢鴨の絵を描かせて頂きました。 背景…

聖家族

堀辰雄の小説をもとに描きました。 「聖家族」は、堀辰雄が師である芥川龍之介の死から一週間で書き上げたそうで、すごく衝撃を受けている事が伝わってきます。 最後の方で、堀辰雄自身をモデルにした主人公が旅先で死の悲しみを乗り越える描写があって、そ…

第5回有名小説表紙絵コンテスト

結果が出ました。 私は今回、「菜穂子」一枚だけ応募したのですが、前回同様入選すらしないものの表紙に採用されました。 自分で宣伝しないと誰も気づかない感じなので、相変わらず喜んでいいのかよくわからないです。 次回のコンテストはまだ未定ですが、次…

菜穂子

青空文庫表紙絵コンテスト応募作です。 堀辰雄の『菜穂子』をもとに描きました。 以前何度も好きな場面を描いていましたが、表紙となるとやっぱり菜穂子のあの独特の表情だろうと思いアップで描いてみました。 小説内に特に描写はないのですが、なぜか私の中…

羊風花魁

あけましておめでとうございます 今年の年賀絵は、分かりづらいですが羊風花魁でございます。 時代考証を追いかけるのに必死で、あんまりアレンジできませんでした。 そして落款デビューの作品でもあります。 今年からバンバン落款を押して作品を発表しよう…