『天下大乱の刻』の表紙絵で没になったポーズを描き起こしました。
完成したらイラストACさんに登録します。
ぜひ表紙絵と見比べてみて下さい。
![天下大乱の刻 暴れ同心 真壁亮之介 [ 工藤 堅太郎 ] 天下大乱の刻 暴れ同心 真壁亮之介 [ 工藤 堅太郎 ]](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/book/cabinet/0430/9784434310430_1_3.jpg?_ex=128x128)
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10/24〜29に行われる、ギャラリー・アート・ポイントさんのStream展に参加いたします。 私は「三枚起請」と「空蝉」を出品します。 何卒よろしくお願いいたします。
そしてもう一つ嬉しいお知らせです。
風詠社様より10/17に刊行される工藤堅太郎先生の「天下大乱の刻: 暴れ同心 真壁亮之介」の表紙絵を描かせて頂きました!
風詠社さんのサイトではまだ出ていないですが、アマゾンの方で見つけたので紹介させて頂きました。
私の絵が表紙になるのは初めてで、しかも大好きな時代小説という夢のような出来事です...
これからも精進しようと思いました。
今後とも何卒よろしくお願いいたします。
ちなみに全体像はこんな感じです。
お久しぶりです。
今年はなかなか制作が捗らず、夏に向けて描いていた絵がやっと完成しました。
実は怠けていただけではなく、嬉しいお知らせもあるのでこの後続けて書く記事も是非読んで下さい。
この絵は源氏物語の空蝉です。
私は源氏物語の現代語訳を色々読んだつもりなんですが、どうも良さが分からず...
少しでも理解したいという願いを込めて、今は橋本治先生の「窯変源氏物語」を読んでいます。
1巻(夕顔まで)だけ読み終えたところですが、「こんな話だったっけ?」と新鮮な気分で読めました。
多分、すぐ忘れそうな細かい設定なども丁寧に書かれているからでしょうか。
光源氏の主観で話が進んでいくのですが、自意識過剰な文体が物語に深みを与えている気がします。
おかげで今までどこか薄っぺらかった登場人物たちとも距離が縮まった気がして、イラストのイメージがどんどん湧いて来ました。
今回はその第一弾です。
空蝉は名前の由来の出来事は何度も読んで覚えていましたが、その後も手紙のやり取りはしていたというのが意外で驚きました。
この絵は夫に従って京を離れた後も、その時の手紙を忍ばせてこっそり読んでいたんじゃないかな〜という妄想です。
約半年ぶりの新作となってしまいました。
今更正月風な花魁です。
何故そんなに時間がかかったのか自分でもよく分からないんですが、色々と試行錯誤した気はします。
ちゃんとした背景や慣れないモチーフに挑戦したからでしょうか...
「三枚起請」という落語をもとに描きました。
その噺はとても滑稽な感じなんですが、花魁の「ここから抜け出してやる」という逞しさや「どうせ出れない」という虚無感を感じまして、その気持ちを前面に出しました。
そういう表現のために、今回は光と影を意識してみました。
今までいかにいい加減だったかを痛感しながら描きましたが、なかなかドラマチックな感じになったと思ってます。
あと、こだわりポイントは起請文です。
八咫烏が相手の元へ飛んでいくというイメージにしようと思い、ネットの画像の起請文を印刷して、youtubeでちょうどいい感じの鳥風の紙飛行機の折り方を見つけたので、不器用ながら必死で真似して折ってモデルを作りました。
絵本ひろばさんに登録している絵本『しろたびとてぶくろ』が、大垣市立図書館のサイトに掲載されました!
こちらの図書館と絵本ひろばさんが提携しているそうで、図書館のサイトで絵本を読むと、絵本ひろばさんの私のページに繋がるとのことです。
素敵な作品に囲まれてとても光栄です。
とてもいいお話なのでぜひ多くの方にご覧頂きたいです。
素晴らしい物語を作ってくれた草壁ふみこさんにも改めて感謝!
あけましておめでとうございます。
2/14~19に、ギャラリーアートポイントさんのグループ展に参加します。
詳細はこちらをご覧ください。
私は去年制作した「露払い」と新作1点を出展します。
本年も何卒よろしくお願いいたします。
<追記> 新作が間に合わないので、東京初出展の懐かしい作品を4点出展することにしました。 「裏勝り」「迦陵頻伽」「河上娘」「お初徳兵衛」です。
「裏勝り」は今回が初出展です。
「迦陵頻伽」「河上娘」はそれぞれ京都と奈良で初めてグループ展に参加したときの作品です...何かしみじみ感傷に浸ってしまいますね。
なかなかモチベが上がらず情けないんですが、「露払い」と比べて少しでも成長を感じて頂けたら嬉しいです。
何卒よろしくお願いいたします。