グループ展用ミニ原画

私初のグループ展「純麗大和幻綺譚」、いよいよ始まりました。

で、始まって早々ミニ原画が一枚間に合わなかったという...

それが今日やっと完成しました。

ギャラリーさんが優しい方で、追加出来るとの事だったので、近々持って行きます。

既に販売しているものも含め、ミニ原画三枚をここで紹介します。

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西行法師」

源頼朝から賜ったと言う逸話の猫も一緒です。

ポストカードサイズのケント紙に絵を描き、裏に和紙を貼り色鉛筆でくずし字を模写しました。

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「願はくば花の下にて春死なんその如月の望月のころ」

古典典籍データベースで絵のイメージに合いそうな字を選びました。

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在原業平

花見の宴会でただ浮かれているだけなのか、出世出来ない自分や懇意にしていた親王皇位につけなかった事を嘆いているのか... そんな「楽しいけど哀しい」といった雰囲気が伝われば幸いです。

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「世の中に絶えて桜のなかりせば春の心はのどけからまし」

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小野小町

老化をテーマに描きました。

白髪と手の皺じゃ分かりにくかったですね。

あと、どうしても美人に見えないという致命的な欠点が...

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「花の色は移りにけりないたづらに我が身よにふるながめせし間に」