源氏塗絵14枚目。
「玉鬘が大宮の喪に服していると、そこへ夕霧が源氏の使者として来訪した。夕霧は今まで姉として玉鬘に好意を寄せてきたが、そうでないことを知った今は平静ではいられなくなっている。夕霧は手に持った藤袴(蘭)をさし出し、玉鬘の袖を引いて苦しい胸中を訴えた。」
喪に服している割に、随分派手な単にしてしまった...
すごく気になっているんですが、この絵の下の雲にくっついている茶色いの、なんだと思いますか?
私の塗絵じゃ意味不明なんですけど、原画を見ると、汚れにしては描き込まれているような感じがして...
調べてみると藤袴は8~9月に開花するそうなので、柱にくっついた蝉の抜け殻じゃないかと考えてみました。
源氏物語に全く関係ないことですが...