今回の塗絵はスーラの「グランド・ジャット島の日曜日の午後」です。
原画は最近吉永小百合が出てるテレビのCMにも使われていた気がします。
もともと点描だからか、柔らかさや温かさが感じられる絵だったんですが、私が塗るとどうにもガサツにみえます...(ーー;
なぜか最近ずっと似たような話しかしてない気がするので、ちょっと前の話になりますがひとつ。
二月の三連休に、東山魁夷展に行ってきました。
もう私が野暮な事言うより作品を見ていただければ誰でも絶対好きになります!
日本人のツボをつくようなすごいものを持っている気がしました。
地元の新聞の社説によると「岩絵の具を知り尽くしている」という事なんだそうですが。
それと個人的に絶筆のエピソードが泣けました...
今まで色々な場所へ行って風景画を描いてきたけれど、絶筆だけはどこにもない、夢のなかに出てくる風景でした。
東山氏は死の数ヶ月前に「動けなくなった今は、この夢のなかの風景が自分の憩いの場所になっている」といっていたそうです。
今でも思い出すと様々な事を感じます......