2015-11-29 ほととぎす 色鉛筆 堀辰雄の小説をもとに描きました。 蜻蛉日記を題材にしたものです。 下衆な言い方をすると、人妻と青年の危険な関係...といった話です。 ずっと仄めかすような描写で、読みながら「これはやっぱりそういうことなんじゃないか」とどきどきしていました。 気持ちの揺れ動きも見事だし、衝撃的な落ちもついていて、大好きな作品です。 落款が欠けてしまいましたが、そこも私らしいという事でお目溢し下さい。