若紫

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源氏塗絵その3。

京都に戻る前にギリギリ完成して良かった...

「源氏が北山を訪れた時のこと。小柴垣を廻らした僧庵を覗いてみると、十歳くらいのかわいい女の子が、雀の子を逃がしたといって泣きながら出て来た。源氏は思わず息をのんだ。その子は夢にも忘れぬ藤壷の宮に生き写しであった。源氏の生涯の愛妻紫の上との運命的な出会いである。」

これ、原画の右端の畳の上に、籠っぽい線がぼんやり透けて見えるんですよ。

多分雀を入れていたんじゃないかなー...

作者自身が消した跡なのか、風化したのかすごく気になります。

明日帰省することにしました。

これから荷造りします。

向こうでは心を入れ替えて真っ当な生活を送りたい..です...(弱気)