源氏塗絵その9。 「空蝉の夫の伊予介は、今は常陸介になっていたが、その秋任果てて上京して来た。折しも一行が逢坂の関にさしかかった時、御礼参りに石山寺に参詣する源氏の行列と出合った。常陸介の一行は一族も多く、女車を連ねて賑々しく来たが、道を避…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。