源氏塗絵その6。 「須磨から明石に移った源氏は、播磨の入道から娘のことを聞き、寂しさのつのるままにその琴を聞きたいと思った。八月十三夜、源氏は初めて岡辺の宿に明石の君を訪ねた。道中馬を歩ませつつ月光に輝く明石の浦波を見るにつけても、まず都の…
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