「純麗大和幻綺譚 第肆章」無事終了いたしました。
前回このグループ展を宣伝した時に、「ミニ原画を2枚描く」と豪語していたのですが...
案の定間に合わず、1枚すら完成が危ぶまれるほどのドタバタぶりで、前日までホテルで描いて在廊日に持参したという酷い有様でした。
それにも関わらず、何とそのミニ原画がお買い上げ頂けました!
大変ありがたいです。
次の展示でも余裕があったらまた描きたいと思います。
そこでこの絵なんですが...
実はこれ、GWに完成しているはずだったもう一枚のミニ原画でした。
「藤原薬子」を描いた時にも触れましたが、この藤原冬嗣も永井路子先生の「王朝序曲」からイメージしました。
物語の主人公で、若い頃から大局を見る力のある切れ者で、きっと物凄い大活躍をするんだろうと思いきや、その直前くらいで話が終わってしまいました。
そんなわけで、この絵の朝服の色は冬嗣が燻っていた頃の従五位下くらいの色を参考にしました。
何故か顔がマツコに似てる気がする...
この絵は久しぶりにART-Meterに登録したので、ご興味がございましたら数日後にサイトを除いてみて下さい。