蘇我入鹿

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『古代からの伝言』乙巳の変の描写が格好良かったので、主要人物3人を浮世絵風に描いてみようと思います。

その第一弾は悪役の蘇我入鹿です。

慎重な性格で、いつも護身用の黄金の太刀を持ち歩いていたそうです。

文は日本書紀から引用しました。

「岩(いは)の上(へ)に 小猿(こさる)米(こめ)焼(や)く 米(こめ)だにも 食(た)げて通(とほ)らせ 山羊(かましし)の老翁(をぢ)」

当時の童謡だそうですが、米を焼く小猿が老山羊を早く追い出したくて米を分けてあげるという意味で、蘇我氏の末路を暗示する不気味な演出になっています。